証の書より

「人々に相手にされず、顔をそむけられるようなみじめな人々ではあっても、しかし彼らは、神の注目と愛を受けられないほど低く、みじめになりさがってはいない。キリストは心配にやつれ、疲れ、しえたげられている人間が、ご自身のもとに来ることを切望される。キリストは他のどこにも見出すことができない光と、喜びと、平和を彼らに与えたいと望まれる。手のつけようのない罪人こそ、主の深く、熱いあわれみと愛の対象なのである。主は、彼らをご自身にひきつけようとして、聖霊をつかわし、やさしく切々と訴えられるのである。」

                       キリストの実物教訓 (豊かな人生の秘訣)

「ルターが万事休すと思った時に、神は、彼のために1人の友人、援助者を起こされた。敬虔なシュタウピッツがルターに神のみ言葉を示して、自分から目をそらし、神の律法を犯したことに対する永遠の刑罰について考えることをやめ、彼の罪を赦す救い主イエスを仰ぎ見るように命じた「罪のために自分を苦しめることをせず、贖い主の腕の中に自分自身を投げ入れよ。彼を信頼せよ。彼の生涯の義と彼の死による贖罪に信頼し、・・・神のみ子に耳を傾けよ。彼はあなたに神の恵みの確証を与えるために、人となられた。まずあなたを愛された彼を愛せよ。」このように、この憐れみの使者は語った。彼の言葉は、ルターの心に深い感銘を与えた。長い間抱いていた誤りについての多くの苦闘のあとで、彼は真理をつかむことができ、彼の悩み苦しんだ心に平和が与えられた。」 

                        各時代の大争闘 マルチン・ルターの登場

「わたしたちは、知恵を求めて、何も地の果てまで行く必要はない。神様は、そば近くにおられる。成功するか否かは、あなたが今持っている能力とか、または、将来の能力によるものではない。それは、主があなたのために何をなし得るかということによる。わたしたちは、人間のできることには、信頼をおかないで、信じるすべての魂のために、神様がおできになることにもっと信頼をおかねばならない。神様はあなたが信仰によって神様にたよることを望んでおられる。神様は、あなたが、神様に大きなことを期待することを望んでおられるのである。神様は、霊的のものと同様に、この世のものに対する理解をも与えようと望んでおられる。神様は、知性を鋭敏にすることがおできなる。また、手腕と技巧とを与えることがおできになる。あなたの才能を大いに働かせて、神様に知恵を祈り求めなさい。そうすれば、知恵は与えられるであろう。」

 キリストの実物教訓(豊かな人生の秘訣)~求めよ、そうすれば、与えられるであろう~

「あがなわれた人々は、自分たちの関心を救い主に向けさせてくれたものたちと会い、彼らがその者であることを認めるであろう。彼らはこうした人々と、どんなにか祝福に満ちた会話をかわすことであろう。『神様もなく、この世に希望もなく、わたしは罪人であった。しかしあなたがわたしのところに来られて、私の唯一の希望としてわたしの心を尊い救い主に向けさせてくださった。わたしは自分の罪を悔いた。そしてイエス・キリストにあって聖徒と共にすわらせてくださったのだ』と言うであろう。他の人々はこう言うであろう。『わたしは異教国の異教徒だった。あなたはあなたの友を去り、心地よい家庭を去って、わたしのもとに来られ、イエス様を見いだし、唯一の真の神様として主を信じる方法を教えてくださった。わたしは自分の偶像をこわし、神様を拝んだ。そして今こそわたしは神様に体面しているのだ。わたしは救われた、永遠に救われて、わたしの愛する神様を常に見上げている。あのころ、わたしは信仰の目だけで神様を見ていたのだが、今、私は現実におられる神様を見ている。私を愛し、ご自分の血潮で私の罪を洗い流してくださったお方に、今こそわたしはそのあがないの恵みに対する感謝の気持ちを表すことができるのだ』と言うであろう。」        クリスチャンの奉仕

わたしは、一人をの男がある冬の日に、吹き寄せられた深い雪の中を旅をしていて、寒さに感覚を失いかけ、知らず知らずのうちに活力がほとんど奪われそうになったという話を読んだ。そして彼は、寒気に包まれてこごえ死にそうになり、もう生きるための戦いをあきらめようとしていたちょうどその時に、彼と同じように凍死しかかっている別の旅人のうめき声を聞いた。彼は、その人を助けたいという謙遜な気持ちになった。彼は雪だるまになっているその気の毒な人の体をさすり続け、かなりたって後、その人を立たせた。彼は、その人が立つことができなかったので、自分1人では行けないと思っていたその雪の中を、親切にその人を抱きかかえていった。そして、彼は、仲間の旅人を安全な場所にまで運んだその瞬間に、隣人を救ったことで自分をも救ったのだという事実に気づいた。もう一人を救いたいという彼の熱心の努力が、彼自身の血管の中で凍りかけていた血液を生気づけ、手の先まで健康的な暖かみを生み出した。若い信者がクリスチャン経験において、同様の結果を認められるように、説教ばかりでなく模範によって、絶えずこれらの教訓を力説しなければならない。       クリスチャンの奉仕

「ニューイングランドのある町で井戸を掘っていた。仕事が完成近くなった時、まだ1人の人夫が底にいた時に土が中に落ち込み、その人が生き埋めにされた。すぐさま警報が発せられ、機械工、農夫、商人、弁護士たちが息せききって救出にかけつけた。縄、はしご、鋤、シャベルが救出に一心をこめる人々により運び込まれた。『彼を救え、彼を救え』というのがその叫びであった。

  人々は、額から玉のような汗が出て、力仕事のために両腕が震えてくるまで、死にもの狂いで働いた。やっとパイプが投げおろされ、彼らはその人にまだ生きているか答えるようにとパイプを通じて叫んだ。『生きているが早くしてくれ。ここはひどいところだ』という返事があった。

  彼らは歓声をあげ、救出作業に更に活気が出た。ついに彼の所に救いの手が届き、救われた。どっとあがった喝采は、全天をとどろかすばかりであった。『彼は救われた』。この言葉が町中に伝えられた。

 1人の人間を救うためには、これは熱意と興奮が多すぎただろうか。熱中しすぎただろうか。もちろんそうではないが、魂の損失に比較すると、一時的なこの世の生命の損失はどうであろうか。一個の生命が失われるというおそれが、人間の心にそれほど激しく起こるならば、キリストを離れる人々の危険を認識していると主張する人々の心に、魂の損失に対するもっと深い憂慮が起こるべきではないだろうか。神様の僕たちは、井戸に埋まった人の生命を救うために示されたと同じ熱意を、魂の救済のために示すべきではないだろうか。」                        ~福音宣伝者~

「あなたは自分の殻に閉じこもり、自分が真理の知識を受けて祝福されているからといって、それで満足していてはならない。だれが真理をあなたに伝えたか。だれが神様の御言葉の光をあなたに示したか。神様は光をますの下に置くためにお与えになったのではない。わたくしは、ジョン・フランクリン卿を探しに派遣された派遣隊について読んだことがある。勇者たちは家を去り、不自由と飢えと寒さと疲労に苦しみつつ、北海のあたりをさ迷った。一体それは何のためにであったか。それはただ、この派遣隊の死体を発見することになるか、できればおりよく救援隊が彼らに到着しないかぎり必然的に彼らに襲いかかる恐ろしい死からその隊の幾人かを救い出すということになるに過ぎなかった。彼らは一人の人間さえ救うことができれば、彼らの苦しみは立派に償われると考えたのである。これは彼らのすべての慰みと幸福を犠牲にして行われた。

これを考えてみよ。そして、我々の周囲にいる尊い魂の救いのために我々が自発的犠牲をいかに僅かしか払っていないかを考えよ。我々は、一人の死にかかった人間を救うために家を離れて、長い、退屈な旅に出ることをしいられているのではない。我々のいる屋根の下に、周囲に、四方八方に救われるはずの魂が、滅び行く魂―希望がなく、神様を知ることなく死んで行く男女がいる。それでもなお、我々は、たとえ言葉では「わたしが弟の番人でしょうか」と言わないにしても、行動でこう言っており、無関心である。他人を救おうとして命をおとした人々は、英雄とか殉教者として世人に称賛される。未来に永遠の命を期待できる我々は、人々の魂の救いのために神様から求められている小さな犠牲を払わずにいれば、どう感じなければならないか。」               クリスチャンの奉仕       

 われわれには、どんな試練のときにも、決してわれわれを裏切られることのない助け主がいる。主は、われわれが誘惑に抵抗し、悪と戦い、ついには重荷と悲しみに押しつぶされてしまうがままに、放っておかれない。いまは、イエスは人間の目からかくされているが、信仰の耳は、イエスのみ声が、『恐れるには及ばない、わたしがあなたといっしょにいるのだ』と言われるのを聞くことができる。『(わたしは)また、生きている者である。わたしは死んだことはあるが、見よ、世々限りなく生きている者である』(黙示録1:18)。わたしは、あなたの悲しみに耐え、あなたの戦いを経験し、あなたの誘惑に会った。わたしはあなたの涙を知っている。わたしもまた泣いたのである。人間の耳に聞かせられないほどの深い悲しみをわたしは知っている。あなたは、自分がうち捨てられた孤独な人間だと思ってはならない。この地上にはあなたの苦しみを心の琴線に感じてくれる人がなくても、わたしを見、そして生きなさい。「『山は移り、丘は動いても、わがいつくしみはあなたから移ることなく、平安を与えるわが契約は動くことがない』とあなたをあわれまれる主は言われる。」(イザヤ54:10)

                                               ~ 各時代の希望 よい羊飼い~

「人間の父親の心は自分の子供の上にそそがれる。彼は幼い子供の顔を見入り、人生の危険を思ってふるえる。彼は自分のかわいい子をサタンの力から守り、誘惑と戦いに会わせたくないと熱望する。神様は、我々の幼な子たちのために、人生の道を安全にするために、ご自分のひとり子を、もっとはげしい戦いと、もっと恐ろしい危険に会わせるためにお与えになった。ここにこそ愛がある。ああ、もろもろの天よ、驚嘆せよ。ああ、地よ、驚け。」     各時代の希望 あなたがたのために救い主が

 真に主に立ち返るごとに、生活には永続的喜びが与えられる。罪人が聖霊の感化力に服従するときに、彼は、心を読まれる偉大な主の神聖さと比較して、自分自身の罪と汚れを見るのである。彼は自分が罪に定められているのを見る。しかし彼は、そうだからといっていって絶望はしない。なぜならば、彼の赦しはすでに確保されたのである。彼は罪が赦されたことを感じ、罪を赦して下さる天の父の愛を喜ぶことができる。悔い改めた罪深い人間を、愛の腕にいだいてその傷を包み、罪から彼らを清め、救いの衣を彼らに着せることは、神の栄光なのである。  

                             ~「国と指導者」より~

  ことばというものはあまりに貧弱で、天国の光景を描写することができない。天国の光景がわたしの前に現れるにつれて、わたしはただ驚嘆するよりほかにない。そのすぐれた壮麗さと、そのすばらしい栄光に心を奪われたわたしは、筆を投げて叫んだ。「ああ、なんという愛!なんという驚くべき愛ぞ!どんなことばでほめたたえてみても、天の栄光と比類のない救い主の愛の深さを描写することはできない。

                                     ~初代文集~

信仰をもって真心からささげられるすべての祈りに、神は耳を傾け、答えられます。そして、切なる願いを込めて祈りをささげる人は、彼が祝福を最も必要としている時に、まさに願い求めた祝福を受けることでしょう。しかも、期待をはるかに超えた祝福を…。もし、それが誠実な真心からの、信仰をもってささげられるものであるならば、真の信徒たちのいかなる祈りも失われることはありません。                     ~「教会への証」第1巻121ページ~

罪のために制限されてはいるものの、この地上の人生における最大の歓喜と最高の教育は奉仕の中にある。罪のある人間としての制限に拘束されない来世においても、奉仕の中に最大の歓喜と最高の教育が見いだされる。それはあかしをたてることであり、あかしをたてるとともに「この奥義が、いかに栄光に富んだものであるか」を新しく学ぶのである。「この奥義は、あなたがたのうちにいますキリストであり、栄光の望みである。」と言われている。                  ~ 教育 ~

神にそむいた者が滅ぼされると天において喜びがあると律法学者たちは言い伝えていたが、神にとって滅ぼすことは異常な行為であることをイエスは教えられた。神の創造された魂の中に神のかたちが回復されるのを、全天は喜ぶのである。

                     ~キリストの実物教訓 この人は罪人たちを迎えて~

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「ここに、神の戒めを守り、

イエスを信じる信仰を持ち

つづける聖徒の忍耐がある。」

   ヨハネの黙示録14章12節

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提供:セブンスデー・アドベンチスト教団

毎回、1つのテーマを元に、メインパーソナリティー森田美江さんの軽妙なトーク、ドクターや専門家の話、またリスナーのお便りやご質問などにお答えしたりするコーナーを通して、健康で心豊かな毎日を送っていただくための情報をお届けします。

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